こなす。


by ma-boccyan

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夏休み

いつもは東の京都にいるから、日本人として1度はほんとの京都をみないといけない
ぎりぎり23才の思いつき。
東京特許許可局が京都特許許可局に変わる日がいつかはくるかもしれないけれど
どちらにしても早口ではいえない。
先週の話。

ずっと行きたかった龍安寺や、知人のおすすめでたまたま行った円通寺といった、いわゆる「枯山水」の庭に感激し、あちーあちーといいつつ京都の町をみて、おばんさいも食べて、芸者あそびも満喫…はできなかったけど、また来たいと思った。

先週の日曜日に買った、無印の体にフィットするソファでくつろぎながら
そんな先週のおもいでをゆったりおもいだしながら、ぼーっと日曜日を満喫中。
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by ma-boccyan | 2006-08-27 15:01

石屋さん

造園工事の中でも実は石工事が一番好き。

石はいい。
何通りも正解のあるパズルみたいで、同じ材料でも並べる人によって完成形が全く違ってくる。
建物のデザインなんかと違って、並べた人の色や技がもろに出る ・・・気がする。


先週、石庭をつくった。
例のマンションの中庭の100㎡くらいのスペースに、
中国から持ってきた幅50cm~1mくらいの岩を50個ほど並べた。

50tのクレーンを使って一つ一つ吊り上げて置いていく。
なかなか根気のいる作業である。

いくつか石を並べた時点で、設計者も顔をのぞかせる。
設計者があれこれ指示をだすわけだ。
現場監督は石の手配やクレーンの手配なんかが仕事。
あまりデザインには首をつっこまない。
ちなみに僕はその補佐役。

職人さんは石の表情を見ながら設計者の意向どおりに、適材適所に並べていく。
石の吊り方一つ見ても職人技。石をじっとみて、ひとさし指で一点を押さえるとそこが石の中心。ひとさし指の位置に支点がくるように、ロープを上手にまわし吊る。
・・・かっこよすぎ

設計者は納得いくまで何度も置き換えさせる。
「げげ、この石をこう置かせるのかよ!」「ああ、なるほどね。いいねこの石。」なーんて考えながら、横で見てる僕。
自分が学生の頃、4mくらいの石垣の修復作業に携わったこともあり、なんちゃって石積み知識で石の表情を読み取りながら自分のイメージを膨らます。またこの妄想もおもしろい。

根がまじめな僕は「他の仕事もせにゃいかん」と石庭を横目で見ながら、他の作業をこなす。
「最後までぼーっと見てぇよお。」と心の声。心の葛藤に勝つ瞬間である。とてもかなしい。

丸3日かけて、石庭は完成。
設計者の意図は、「日本風にはしたくなかった。」・・・らしい。つまり、職人さんや造園家にしてみれば、教科書どうりのデザインとは程遠く、裏も表もぐちゃぐちゃで、「なんじゃこりゃ!!」なデザイン。先輩である監督はブーすか文句を言って他の仕事に戻る。

設計の大学に行って、自由に創造してた僕としては、苦笑いしたくなる感覚。

石屋さんは「指示に従うだけだから楽でよかったよ」の一言。
心もでっけぇ人だぜまったく。
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by ma-boccyan | 2006-08-12 22:23

デッキ屋さん

今一緒に仕事をしてるデッキ屋さんは、佐賀県うまれのおじいちゃん。
本人におじいちゃんなんていうと怒られそうだがら言わないけれども、
白ひげで白い作業着、白いたびを履き、背筋も凛としたダンディーなおじ(い)ちゃんである。
仕事もかなり上手。

実は僕も生まれは佐賀県。
ばあちゃん家が佐賀県にある。
ひさびさに佐賀弁を聞いた
ばあちゃん家でいつも聞いていた言葉
なんかすげーうれしかった。

このデッキは総戸数2000戸のマンションの外構の共用部の一つで、東には運河が流れ、西に建物がどかぁーんと建っている。
午前中は死ぬほど暑く、午後は現場で一番すずしい場所になる。

おじいちゃんがふと言った
「明日から船で来ようかな。いい?」
僕も
「いいですね、なんなら僕が操縦しますよ。船舶免許もってますから」
おじいちゃん
「・・・」



-次の日-
ばぁーん!!!と 12フィートのモーターボードで現場の桟橋に乗り付けるおじいちゃん。
「ああ、おはよう」
あっけにとられた僕
「…かっこいい船ですね」

「今度乗せてやるよ」



・・・っていう夢をみた。
あーびっくり。
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by ma-boccyan | 2006-08-06 07:07